最新鋭機と職人技で、ミクロン単位の金属加工を可能に
鋏(はさみ)一筋に100年超の歴史を持つ。刃物の本場ヨーロッパで「近正のハサミに代わるハサミはない」とまで言われるほど、その品質は多方面から高く評価されている。
伝統ある堺刃物の技術を受け継ぎながら、新しい技術をプラスし、独創的な包丁を開発している。その一つ「堺孝行PC柄和包丁」は、柄にプラスチック特殊樹脂を使用することで、腐敗しやすい木柄の問題点を解消。衛生面、耐久性に優れた製品として、国内の大手外食チェーンやスーパーはもとより、海外からも注目を集めている。
「堺刀司」ブランドの和包丁・洋包丁で知られる創業210年以上の老舗。匠の技で作り上げる包丁は、繊細な切れ味と使いやすさで、一流料理人から主婦まで幅広く愛用されている。近年は、昔ながらの製法に新しい技術を融合させた、セラミックやハイス鋼の庖丁や鍋・キッチン用具などを幅広く展開。新たなファンを開拓している。
地下ライフラインを側面から支えるコンクリートセグメントの精度に高い自信を持つ。
日本発明大賞の考案功労賞を受賞した切替弁不要でエアのみで振動するシリンダで従来の用途を超えた市場にチャレンジする。
環境にやさしい高機能、高耐久ワイヤを製造し、国交省や各地方自治体からも高い信頼。
システムキッチンにビルドインされる昇降棚は現在市場において70%を占める。
測量機のメンテナスでは日本で流通する5メーカー全社の専門修理を一手に扱う。
「ニッタン」の名で知られるカーペットの総合メーカー。日本有数のホテルで使われるデザインカーペットから、IT時代のオフィスを支えるタイルカーペット、スポーツ施設向けの全天候型人工芝まで、生活のあらゆる場面で活躍する高品質のカーペットを、最先端の生産システムとデザインシステムを駆使して製造している。
のれん、幟、旗などに文字や図柄を入れる印染(しるしぞめ)の技を継承する老舗。伝統を守りながら、大手百貨店の催事・展示会から、ショッピングモールの店内用品まで、幅広く受注生産できる体制と提案力により信頼を築いてきた。大手外食チェーンにおいても、のれん、座布団、前掛、着物、タペストリーなどの大きなシェアを持つ。
試作品に特化した自称「技術屋」。最新の工作機械での加工にとどまらず、技術者の勘と技で難しい加工をこなす。道具選びや加工方法についてマニュアルは一切なく、技術者たちが図面に応じてそれぞれ考案。優れた創造性がものづくりを支えている。成果がストレートに出るため、完成時の達成感もひとしおだと言う。
自転車部品、釣具に求められるのは強さと軽さの両立です。さらに使う人がこころを躍らせるようなデザインを実現するため、創業の地・堺で培ってきた金属加工技術を日々進化させています。
各種駐車場や道路舗装を主要な事業とし、設計から施工まで一貫して自社で行う。一度失敗したら二度とできない“一
点もの”との考えが、作品とも呼べる仕上がりを可能にしている。駐車場の防犯対策にも積極的に取り組み、青色の
常備灯を提案。地域の防犯意識を高めながら、全ての駐車場への設置をめざしている。
江戸後中期の寛政年間に創業した「河又」に端を発する老舗醤油メーカー。かつて一大醤油産地だった堺市だが、現在も残っているのは大醤株式会社のみ。大豆や大麦などの原料からの一貫生産を行っているのは、大阪府唯一だ。近年は、醤油を加工した調味醤油にも力を入れており、舌の肥えた関西人たちの支持を集めている。
創業当初は照明器具の組み立てを行っていたが、現在は金属プレス加工を中心にした難度の高いものづくりに専念している。経験豊富な技術者と充実した機械設備を有効に活かし、大手メーカーから持ち込まれる難しい課題にも対応。技術力とともに、「中野電機に頼めば間違いない」と言われるほどの信頼が財産となっている。
建売住宅の下請けからスタートし、約15年前から自社で土地を取得して自社ブランドでの分譲住宅の販売を開始した。住まいを通して顧客それぞれの物語をつくりたいと、品質にこだわった家づくりを追求。社員から下請け業者まで、同じ意識で活動できる体制づくりにも努めてきた。現在では、受注高の約20%を自社の分譲物件が占めている。
戦前は昆布加工業を行っていたが、戦後に国内で五指に入るほどの昆布卸問屋に成長。1963年に加工業を再開し、現在に至っている。北海道産の昆布を現地で直接買い付け、昔ながらの製法でじっくり炊き上げるなど、素材選びから徹底的にこだわった商品づくりが信条。本社内に自社のショップを運営し、昆布の普及にも努めている。
1923年に図書館製本・古文書の修復業で創業。以来、手帳やノート、「フエルアルバム」に代表されるアルバム、レターケースなどの収納用品、シュレッダをはじめとする事務機器など、オフィスや家庭で欠かせない商品やサービスを提案してきた。昨今は、次代を見据えて事業を拡大。農業や発電といった異分野にも進出している。
大阪府下で唯一、全国でも数少ない手描き鯉幟工房。149年もの歴史があり、現在は六代目の 田武史氏が伝統の技を継承している。「伝統工芸士」の武史氏が、一枚一枚丹念に描き上げる鯉幟は、まさに匠の技の結晶。空を泳ぐ鯉の勇壮な姿に魅了される人も多い。1986(昭和61年)には「大阪の伝統工芸品」に認定された。
炭問屋として1813年(文化10年)に創業。現在は、金属熱処理加工のスペシャリストとして活躍している。金属熱処理加工業界の中でも超大型・長尺の熱処理ができるのは、関西でも数社だと言う。また、堺市美原区には自動車部品などの小物の熱処理を得意とする兄弟会社・三洋金属熱錬工業があり、相互研鑽し、連携し合える強みを持つ。
1963年に世界で初めて食酢の粉末化に成功し、「すしのこ」を市場に送り出して大ヒットさせた。1996年には、飲む酢のブームの火付け役となった「はちみつ黒酢ダイエット」を発売し、第18回食品ヒット大賞に輝いた。さらに革新的な商品開発をめざすため、社内公募による医師などのプロフェッショナル養成にも力を注いでいる。
かつて中国や南蛮との交易で、堺には漢方薬や香木が集まってきた。それらを扱ったのが、室町時代から続く薬種問屋の梅栄堂だった。1657年(明暦3年)に「沈香屋」へと転身し、門外不出の秘伝の製法を今日に受け継いでいる。現在では、堺市に大規模な製造拠点を持つのは同社のみ。国内で最も古い専門メーカーとなった。
創業以来300年余、不易流行を信念に、常に新しい香りに挑戦してきた。癒しブームの火付け役となった「アロマセラピー香シリーズ」、スギ花粉の症状を緩和する「花粉気香」、お香で花や人形をつくる「お香クラフト」、TPOを意識した「朝のお線香」「夜のお線香」など、斬新なアイデアでお香の可能性を追求している。
地域・環境・家族に優しい、自然と暮らす木の住まい
堺打刃物を世界に広めるべく、製造~販売の強力なネットワークを活かした商品開発・販売戦略を展開。堺・新潟・三木の3 拠点体制で、利器工匠具の普及と新たなニーズ発掘に取り組んでいる。特筆すべきは、「OWL(オウル)」を中心とした多彩な自社ブランド。高級和包丁から農工具、ガーデニング、DIY 用品まで品揃えも幅広い。
世界で広く普及している角度調節ができる座椅子のリクライニングギアの開発を原点とし、先進的な家具部品を製造。
家具に使われる屈折金具のシェアは世界一。屈折・回転・昇降の3つのファンクションを応用したパーツを企画開発から製造、販売まで自社で一貫して行っている。全てオリジナル製品にこだわり、特許取得は70件を超える。操作音のしない屈折金具の新商品「サウンド・ゼロ」をはじめ、その進化はとどまるところを知らない。
設計開発・製缶・鈑金・溶接から表面処理・塗装・組立まで金属製品の一貫生産体制を確立。分業が当り前の金属加工業界にあって異色の存在であり、先駆けである。沿岸部の空調設備に求められる重塩害塗装、アルミ・ステンレスの紛体塗装など、高い技術と品質は各メーカーから高い信頼と評価を得ている。
引越業界ナンバーワン。「引越」の技能向上を目的とした「サカイマイスター制度」をはじめ、研修施設や運転練習場でプロフェッショナル育成にも力を注ぎ「人を感動させる引越」を探求している。
硬くて切れ味がよく最高級品として知られる水焼き本焼きのプロ用高級料理包丁。また、鏡面研ぎなどの新技法を積極採用し、新旧の高い技術を融合。
お正月の縁起担ぎとして飾る風習のある「にらみ鯛」の製造で全国一の規模を誇る。
「日本中で魚をもっと食べてほしい」の願いからお正月の「にらみ鯛」をはじめ多数の水産加工食品を開発・製造。料理学習会なども開催し魚料理の普及に寄与している。それを裏付けるのは、FDA-HACCP(対米輸出水産食品加工施設)認証を取得したハイレベルの品質・衛生管理と顧客満足を追求した商品づくりだ。
宮崎産の最高級のさつまいもを使用し、独自の製造方法で焼き上げた「浜寺銘菓 スィートポテト」を開発。
明治42年創業の和菓子の老舗が産み出した今までなかった和菓子のスイートポテト。洋菓子のスイートポテトをヒントに昭和の初期から作り続け、多くのファンに愛されている。こだわりの素材を使用し、手作業で丁寧に作られる銘菓は、近隣の人には懐かしい味、初めての人には新しい味。堺名物として全国に広がってほしい。
伝統の茶菓子や祭事に欠かせない赤飯や紅白饅頭に至るまで、「味覚」と「視覚」の美を絶えず追求する。
「和菓子は工芸のように奥が深い」と語る岡田代表。匠の手のひらで巧みに作り上げられる上生菓子は、正しく芸術品である。桜、菊、椿といったように季節を目と舌で楽しむ日本の風流が小さな甘味に宿る。手作りにこだわり、量産はしないが、それだけに一つひとつに込められた匠の技と心が、人の記憶にいつまでも残る味となる。
寺院の壁の金箔やお茶室の内装といった特殊壁装のほか、クロスも取扱い、外注にたよらない一貫製作を行う。
襖・障子・掛軸・屏風・巻物・壁装などの新調・張替・修理修復を全て自社内でこなす表具師。古い襖絵や屏風絵、掛軸など美術品の修復にも高い技術を発揮する。寺院内陣の金紙貼や、茶室の透かし襖など特殊な壁装も得意とする。伝統の技術を絶やさないよう、業界のアピールや表具の魅力の発信にも力を注いでいる。
プラントにおける設備の修理工事、製作、設置工事のほか、豊富な現場経験を活かした人材派遣を展開する。
創業当初はプラント設備のメンテナンス一本。人材支援や購買支援で顧客を開拓。現在では、設備(製造・施行・修理・メンテナンス)、人材(派遣業務)、購買(装置販売)、デザインの4つの事業に拡大している。顧客への全面的なプラント支援を通じて、強固なパートナーシップを築き上げ、成長を続けるものづくり支援企業。
書画を掛軸や額で鑑賞できる形にするだけでなく、手漉き和紙と澱粉煮糊を使用し、長期保存にこだわる。
伝統的な表装技術により、襖、屏風、掛軸、巻物の仕立てを行っている。貴重な美術品修復にも、長年にわたって蓄積した独自のノウハウと高度な技術を発揮。作品に応じた最適な表具を提案し、多くの顧客の信用を集めている。伝統を守りながら、新しい時代にマッチした斬新なスタイルにも積極的に取り組んでいる。
特殊素材、特に焼結ダイヤ(PCD)の応用分野では、世界トップレベルの技術水準と圧倒的なシェアを誇る。
全て鉄製の剪定鋏を本体部とグリップを別製化することによって、軽量で使いやすい剪定鋏の開発に成功し、業界をリードする。
堺刃物の伝統技術を礎に、斬新なアイデアで鋏と鋸の常識を一変。熟練工に依る従来の製法から、機械を使って安定供給できる製法へ業界の流れを変えたアルスブランド。独自製法でヒット商品を生み出し、国内では家庭の主婦からプロまで認知され、今や海外のプロの間にも浸透。切れ味と耐久性へのこだわりが高評価。
世界のハードディスクドライブ(HDD)の約40%以上の回転部品を製造する精密技術を有する。
トレサビリティーのとれるコーヒー生豆を輸入し、5種類の焙煎方法により、コーヒー生豆を素材を活かせる。
創業者が、当時としては珍しかった自家焙煎コーヒーの販売を京都で始めたのは、戦後間もない頃。その後、日本人の食生活の変化とともに成長を遂げた。百貨店内での直営店展開をはじめ、市場の拡大に伴い、堺市内に支店を開設、焙煎工場も移転させた。こだわりのコーヒーを、ここ堺から全国の直営店と取引先に提供する。
創業は無線機等のプリント基板組立ての下請加工業であった。大手メーカーの製品製造の内製化の波が押し寄せ、変革を余儀なくされる。必要に迫られ、社内使用のために開発していたスピードメーターの技術を基に、ユーザー仕様のオーダーメイドデジタル表示計を開発し販売。高評価を得て独立系メーカーへの転換を果たした。
「水なすは大和川を越えず」と言われた時代から、他社に先駆け独自の加工技術で全国に広め、海外市場を目指す。
熱処理加工で何より大切なものは火加減である。細かい作業フローで迅速・丁寧な加工を施すことは勿論のこと、匠の火加減調整で、質の高い熱処理加工を追求する。確かな技術と独自のノウハウを活かし、迅速で精密な熱処理加工を実現。材質や形状に応じた、適切な加工を施すことで最高水準の仕上がりを提供する。
非破壊検査・調査に関する計測機器の開発、設計、製造
従来のステンレス包丁にない切れ味、耐久性を持つ和包丁を製造。海外からも注目。
耐火材の販売と築炉工事を主事業とする一方で、地球温暖化対策として都市の緑化事業に取り組んできた。大阪府立大学との共同研究を経て、独自に開発を重ねて実現したのが、コケをベースにしたユニークな緑化。芝生などを用いた緑化に比べ、メンテナンスが容易で、維持コストも抑えられる。省エネ効果においても注目を集めている。
建築請負を主業務に、土木造成から設計、施工。販売まで、オールマイティな実力を有する。建築家とのコラボレーションによる注文住宅にも注力。なかでも低コストで施工できるオリジナルの多目的・地下空間『Myちか』は「さかいビジネス評定」のフロンティア認定を受けた優良事業。多方面から注目を集めている。
神戸に本社を置く創業120年余の株式会社奥谷金網製作所が、板厚より小孔径・小ピッチ(間)のパンチングメタル(打抜金網)を追求し『スーパーパンチング™』を発表したのは平成21年。そのきっかけは堺のユニパンチ工業と経営統合し技術と人材を継承したことだった。以降、パンチングプレス加工で世界に類のない高技術を発信している。
陸海空複合一貫体制物流のパイオニアとして、ベトナム市場に注力する。
明治25年創業の老舗として、港湾荷役(バラ貨物)の他、全国で3百余しかない信書便許可を取得する。
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平成8年に、株式会社ダイネツ(堺技衆承認番号0035)のグループ会社として再出発。自動車部品を中心に、建築機械部品や建築部材の金属熱処理加工を行っている。設備投資と顧客拡大に力を入れ、売上高を大きく伸ばした。平成20年には兵庫県加西市に、平成28年には岐阜県可児市に新工場も設立。発展を続けている。
江戸時代より330年、堺の醸造業の伝統を受け継ぐ老舗。雨が降っても風が吹いても商いを休まなかったことから、『雨風屋さん』と呼ばれたという。現在は醤油や味噌の他、手作りの「糀(こうじ)」を使った商品を製造・販売。日本古来の技と味を伝えるため、直営店の運営、料理教室の開催にも力を注ぐ。
昭和27年の創業以来、カメラレンズのパイオニアとして業界を牽引。日本初の国産カメラやオートフォーカス一眼レフカメラにも菊地光学精工のレンズが大きく貢献した。その後、大量生産品の製造拠点が海外に移ったため、主力製品を医療機器・測定機器用の光学レンズへと転換。高精度の技術で高い評価を獲得している。。
店舗を中心とした内装業として創業。2代目となる現社長が、室内デザインから内装工事、設備工事、メンテナンスまで、幅広いニーズに応える建設業へと業務を拡大した。さらに省エネルギー化や経費節減につながる設備やアイデアの提案にも傾注。他業種と連携しつつ、新しい時代の空間作りを目指している。
明治時代に大阪で生まれた「注染」。ジャバラ状に重ねた布の上から染料を注いで染める独特の技法だ。国内では約3割が堺で生産されているという。注染工場として屈指の規模を誇る株式会社ナカニは、伝統の技法に新たな光を当て、従来の日本手拭いでは考えられなかった個性的なデザインを次々と商品化。注染の可能性を切り拓いている。
梱包資材メーカーとして堺に設立された紡績所と深く関わる事で発展。輸入綿花を包んだジュート(黄麻)をほどき、糸に紡いでウールと合わせて堺緞通を製造したのが始まりである。その後は、輸出梱包用のゴロス麻袋、ターポリン紙、PP・PEクロス紙など、時代に応じた製品を製造。環境に配慮した製品開発にも積極的に取り組んでいる。
堺市で最古の営業倉庫として創業。倉荷証券の発行に始まり、戦後は食糧を皮切りに、あらゆる業種へと取扱品目を拡大させた。昭和56年には誰もなし得なかった、コンピュータを活用した物流システム構築に着手。単にモノを保管する倉庫から、物流情報サービスを提供する情報倉庫へと、第二の創業ともいうべき転身を果たしている。
創業当初から自動機や省力化機械の設計・製造で長年培ってきたノウハウを基盤に、金属部品の切削加工、組み立て、機構部品の開発を行っている。単なる部品メーカーの位置にとどまらず、独自の開発力を活かした合理化提案やコストダウンなど、顧客満足のための努力を惜しまない。また、自社ブランド製品の創出にも意欲を燃やす。
創業以来約90年にわたり、フェノール樹脂を主体とした樹脂製品や成形加工品をさまざまな産業分野に提供してきた。船舶から、繊維、自動車、電子機器へと、供給先は時代とともに変化したが、そのつどニーズに応じた製品を自社で研究・開発。「フェノールの事はリグナイトに聞け」と言われるほど、高い専門性で評価を得ている。
世界トップシェアの自転車メーカーを支える高度な冷間鍛造技術で、自転車のみならず、自動車部品を製造。
本来印鑑に求めらる「唯一無二」を追求すべく、コンピュータ彫刻機に頼らない彫刻技術で個人客から大手法人客まで信頼を得る。
業界では先駆けとなる米粉を活用した「コメ粉パン」を開発し、米粉を利用した食品のパイオニアとして挑戦を続ける。
主に海外の工場で使用される金型の製造を行っている。長期的に使用されるので耐久性やメンテナンスの利便性、使いやすさを重視し、優れた技術とノウハウを持つ。金型の設計・製作において、多くの製造業が海外へ流出する中、日本でしかできない技術と品質にこだわり「ひと味違う金型」を堺から世界へ送り出している。
金属表面処理において大阪府下有数の企業である金澤鍍金工業所。耐摩耗性や硬度、耐食性等、金属製品に様々な特性を持たせる為、目的に応じためっき加工を行う。顧客の要望に合わせてあらゆる表面処理に対応できる技術が強みだ。研究開発や技術分析、改良にも力を入れ表面処理の専門企業であり続ける。
各種機械の水漏れ、オイル漏れの検査にロボットを使った「水素ガス法」による検査技術を開発し、検知精度を著しく向上させる。
鋳鉄を中心にした切削加工を昭和14年から続けている。創業間もなく大手業務空調メーカーと取引を開始し、厳しい品質要求に応えながら技術を培ってきた。しかしメーカーの生産拠点が海外に移り量産部品が激減した。生き残りをかけて方向転換し多品種少ロット生産をスタートさせる。
表面改質技術の受託加工が主業務。ブラスト処理で培った技術力を基礎に、独自の加工技術であるタフラット処理をはじめ、WPC処理やショットピーニング、二硫化モリブデンショット、精密ラッピングなど、長年の経験と技術ノウハウにより、幅広い分野の顧客ニーズを対象に事業を展開している。
太陽電池用シリコンのスライスに欠かせないワイヤーソーのメインローラーの溝入を高い精度で加工する。
ステンレス鋼・チタン・インコネルといった難削材加工により、1,000mm以上の大型フランジの製造を可能にする。
パイプ等の曲げ・プレス・穴あけ・端末加工、溶接等を一貫して行う。
特に曲げ加工は様々な形状・材質・サイズのパイプに対応し、高い精度で仕上げる。
フッ素樹脂コーティングを中心とした課題解決型企業としての歴史と経験を持ち、特に大型物や精密コーティング等に強みがある。
蓄積したノウハウと改良を重ねた生産ラインにより、低価格で高品質の商品を多数製造する。
切削ナットに関する生産技術の精度が高い。大型5軸複合加工機等を導入し、付加価値の高い競争力のある製品を製造する。
一般塗料の製造販売で創業。以来、遮熱、断熱、耐熱など付加価値のある塗料を製造し、独自のノウハウを蓄積してきた。平成21年より大阪府立大学大学院とともに光触媒を使用した塗料を研究開発し商品化に成功。人と自然に優しいオリジナルの高性能光触媒エコ塗料ブランド『OPTIMUS®』が誕生した。
鍛造・製鉄・電力会社並びに大学の研究室向けに誘導加熱コイルの製作・メンテナンスを行う。仕様の作り込みから必要な高度な案件でも数個の生産から対応できる体制を整えている。
溶融亜鉛メッキ鋼管を使用することにより、塗装品に比べて、耐食性が強く、塗膜が剥落しない等の高付加価値製品を製造している。
冷間ホーマーを導入し、高品質のナットを安定して量産供給。
粘っこく切削しづらい難削材であるステンレスにいち早く携わり、精密な加工精度や加工形状について高い実績を有する。また、小ロット、短納期製品にもきめ細やかに対応している。
自社開発した設備はもとより、メーカーから購入した設備もメーカーに依頼し、自社独自のノウハウを詰め込んだものとしており、他社との差別化を図っている。
高周波部門では、小型品~大型品(φ4000ギア、ベアリング等)を得意とし、レーザー部門では高周波で不可能であった超精密超低歪焼入れを実現させている。
液体(蒸気・油・水)を熱源として、気体(空気・ガス等)の温度を昇降させる、産業機械向けの『熱交換器』を設計・製作している。各種工業製品の生産工程で加熱・冷却・除湿等のプロセスがある場合、殆どで同社製品が使用されており、海外からの受注も多い。ユーザーの仕様に合った熱交換器を1台からオーダーメイドで受注が可能。
各メーカーの新製品開発の立ち上げをバックアップ。また、コンベア等、物を運ぶ・動かす製品の開発や、建築・アグリビジネス関係・医療関係品の試作製作も行う。少量多品種や緊急品、極小微細加工から厚板大物加工まで価格競争力のある部材製作が可能。
一般的な生産管理ロジックに独自の制御を加え、在庫・生産・入庫・出庫・発注の自動システム管理を実施し、他社に負けない車止めの短納期化を実現。また、省エネ・環境性・安全性に優れたソーラーLED付車止めも手掛ける。Φ13.8~Φ1500もの広い外径範囲の鋼管に対し切断・穴あけ・プレス・仕上げ・ねじ切・端面切削等バラエティに富んだ加工を行う。
衝撃力を分散させるための割型形状や圧縮応力を付与するためのインサート技術の確立により、冷間鍛造用超硬金型製作を成功させ、昭和54年に4件の実用新案特許を取得。さらに、最新鋭設備の導入やISO9001の認証取得による品質の向上と短納期化、低コスト化を実現。今後は精密加工の分野においてもノウハウを活かし時代の一歩先を行く技術革新を目指していく。
「良いデザインを共につくる」をコンセプトに掲げ、ユーザーにとって最良のものを、一緒に考え、かたちにする企業。直線的なカットを波線カットに変更することで、手の指を傷つけにくくする「リップルカット封筒」をはじめ、各種封筒・紙製品を数多く手掛ける。「こだわりのデザイン」「センスの良い封筒」に定評があり、オンラインストアにも充実したラインナップを揃える。
油圧機械の重要パーツである油圧シリンダに特化したメーカーとして、日本の様々なものづくりを支える。工作機械などで使用される標準型油圧シリンダは国内シェア40%を誇る。同社のブランド「SMART HYDRAUNICS」にはIoTに対応した製品をラインナップしており、中でもシグナリークシリーズは、外部への油漏れの兆候を察知しお知らせする、優れた機能を有する。
医薬品、食品、化学品、電子材料業界などで使用される産業用遠心分離機の開発製造を行う。とりわけ研究開発用遠心分離機LACは遠心分離機のバスケットを薄く製造することで結晶の厚みを出し、結晶の抵抗をつけながらも少ない試料での濾過テストを可能にした。同製品は特許を取得しており、国内の大手製薬メーカー、研究機関、大学などで広く使われている。
化学調味料や保存料、着色料無添加の食品づくりを行う。主力商品であるハンバーグをはじめとする加工食品は数多くの飲食店等に納入されており、高品質の商品は有名シェフや一流ホテル等から定評がある。また、一般消費者向けにECサイトで販売を実施し、「グルメ大賞」や「日本全国のお取り寄せグルメBEST5」を受賞するなど高い支持を受ける。
「和晒」は、綿布を晒して真っ白に仕上げる製法だ。まずは原反を専用の釜に入れ、穏やかな水流で2日間かけて焚き上げ、不純物などを除去していく。作業の要所要所に職人の技が必要となり、全てを機械任せにはできない。角野晒染は「和晒」の伝統を守りつつ、新たな可能性を模索。さまざまな方法で「和晒」の魅力を発信している。
創業から一貫して金属加工の技術を培っている。なかでもパイプの曲げ加工については、あらゆるRや難題もこなせる自信を持つ。高い加工技術は、大手オフィス什器メーカーのデスクやチェア、自動車の座席フレームなどに発揮。品質管理部門を社内に置いて不適合品を作らない体制を確立し、顧客から厚い信頼を得ている。
創業より70年以上に渡り、アルミニウムや真鍮など非鉄金属の精密熱間鍛造に専心。複雑な形状と高い強度を実現する技術力は、多分野の大手企業から厚い信頼を得ている。非鉄金属の熱間鍛造を行う事業所は年々減少しており、堺市内でも希少な存在となりつつある。ホームページの効果もあり、最近では全国各地からの問い合わせも増えてきた。
アルミニウム合金専門の鋳物メーカーとして60年以上の実績を誇る。当初は自動車部品の金型をはじめとする量産品がメインだったが、1990年代のアジア経済危機をきっかけに国内調達向けの多品種小ロット生産へと方針転換。アルカリフェノール樹脂を使用する自硬性プロセスを導入し、砂型鋳造をスタートさせた。以来、常により高い精度、より良い作業環境を追求し、専門性を磨き続けている。
パイプ曲げ加工を得意とし、溶接、研磨、メッキ、組み立て、出荷まで一貫して行う。アルミニウムの溶接において高い技術と豊富な実績を誇っており、さまざまな金属製品・構造体の製造を可能に。また年々高まる軽量化のニーズに、技術力に裏付けられたユニークなアイデアで対応。モノづくりの楽しさを発信している。
工場や倉庫などの物流現場で活躍する運搬機器メーカー。製品の80%以上をO.P.Kという自社ブランドで販売している。重量物を載せたパレットを手動で動かすハンドリフトは、1964年に同社が日本で初めて開発し、ニーズに応じて進化させてきた。主力製品のキャッチパレットトラックは市場からの支持も厚く、国内シェアは50%に迫る。
インテルCPUによるシステムを、基板から開発できる数少ない企業。独自技術を活かして産業用電子機器やシステムをハードからソフトまで一貫して設計・開発し、FA、SA、工場の自動化、外食産業のシステム対応など、幅広い分野に最適のソリューションを提供している。合言葉は、自社開発へのこだわりと日々挑戦だ。
大型の門型加工機などを製造する、SNKの名で知られる工作機械メーカー。1台10数メートルの機械を主力とし、顧客のオーダーに応じて設計・製造を行う。創業120年以上、堺において80年超の老舗ながら、門型加工機のパイオニアとして業界をリード。他にない技術とノウハウで、独創的な機械を国内外に提案している。
「未来を創る製技 (製造技術)の味方」をテーマに、設備製造のノウハウを活かして産業現場や生活施設などに装置を提供して現場の「困った」を解決。「全ての人が幸せになるための事業」との経営理念に基づき、顧客の幸せ、社員の幸せを実現し、日本のモノづくりを元気にしたいというのが最大の願いだ。
七味唐辛子などの香辛料を、素材から徹底的に吟味し、伝統の手法で丁寧に製造。自店や各地の百貨店などで販売している。なかでも素材の一つである赤唐辛子は、国産の「鷹の爪」を自ら栽培する他、全国の契約農家に依頼。国内に流通する赤唐辛子の99%を外国産が占める今、貴重な「鷹の爪」純系品種を守り続けている。
アルミニウム専門の溶接加工で創業。法人化後は、設計から資材調達、板金、溶接、組立、仕上げまでの一貫体制を確立した。70年以上の経験とノウハウに基づいた、外観にキズのない美しい仕上がり、4メートルまでの製品サイズに対応できる技術力は同社ならでは。近年は新たな挑戦として、オリジナル製品の製造・販売にも力を注いでいる。
360年以上前に打刃物問屋として創業。明治期の建設事業拡大を見通した6代目浅香久平が、1893年に日本初の国産ショベルを開発した。これを機にショベルメーカーへと事業を転換。1897年には「象」のシンボルマークを商標登録し、品質の証とした。以来1世紀以上に渡って、金象印のショベル・スコップは幾多の現場で活躍している。
高度な金属プレス加工に特化し、独自技術の開発・運用で複雑化する顧客ニーズに応えている。量産に適したプレス加工はコスト面でもメリットがあり、メーカーにとっては欠かせない技術だが、昨今は人材不足などを理由に減少傾向に。プレス加工の専門性を武器にする企業は、全国的にも希少な存在となっている。
静電気を利用してプラスチック筐体に繊維を吸着させる技術「静電ブロッキング加工」によるジュエリーケースを、世界で初めて製造。創業時は、まだ技術として確立されていない黎明期だったが、創業者のあくなき探求心が成功に導いた。その後はインドネシアに自社工場を設立し、世界に販路を拡大。有名ブランドからも高く評価されている。
コンセプトは「くらし・化(か)わる 生活想造企業」。接着剤メーカーとして創業し、以来培ってきた「分散・溶解技術」を活かして、DIYから建築用、自動車用など幅広い分野のシーリング材・接着材、防水材を開発。小回りのきく開発体制による少量多品種生産と、シーズを育てる柔らかな発想力で常に世にない商品を送り出している。