不適合品を作らない厳しい品質管理体制で信頼を獲得

創業から一貫して金属加工の技術を培っている。なかでもパイプの曲げ加工については、あらゆるRや難題もこなせる自信を持つ。高い加工技術は、大手オフィス什器メーカーのデスクやチェア、自動車の座席フレームなどに発揮。品質管理部門を社内に置いて不適合品を作らない体制を確立し、顧客から厚い信頼を得ている。

株式会社河内鉄工所

モットーは、「不適合品を作らない、流出させない」。かつては繁忙期の不良品率が高かった同社だが、これを根本から見直すために品質管理室を設置。2019年にはISO9001を取得した。全社員の意識改革も重要と、QC 検定や各種技能検定などの資格取得を奨励し、合格者には手当を支給。QC サークル活動にも力を入れ、年1回発表会を行って優秀グループを表彰している。これらの取り組みが少しずつ実を結び、品質や技術の向上、効率化などへのモチベーションも高まってきた。
顧客にアピールできる新たな強みが、金型の設計製造だ。これにより新製品の開発段階から関われる体制が整うとともに、QCDにおいて高く評価されている。2020年には初めての自社製品となる「足踏み式アルコール噴射器」を製造販売。現在も新たな自社製品づくりに向け、全社員でアイデアを出し合っている。今後の目標は、顧客のどんな要望にも応えられる一気通貫のシステム構築。そのための設計開発部門の開設も視野に入れている。

企業概要