試作品に特化した自称「技術屋」。最新の工作機械での加工にとどまらず、技術者の勘と技で難しい加工をこなす。道具選びや加工方法についてマニュアルは一切なく、技術者たちが図面に応じてそれぞれ考案。優れた創造性がものづくりを支えている。成果がストレートに出るため、完成時の達成感もひとしおだと言う。
自転車部品、釣具に求められるのは強さと軽さの両立です。さらに使う人がこころを躍らせるようなデザインを実現するため、創業の地・堺で培ってきた金属加工技術を日々進化させています。
大阪府下で唯一、全国でも数少ない手描き鯉幟工房。149年もの歴史があり、現在は六代目の 田武史氏が伝統の技を継承している。「伝統工芸士」の武史氏が、一枚一枚丹念に描き上げる鯉幟は、まさに匠の技の結晶。空を泳ぐ鯉の勇壮な姿に魅了される人も多い。1986(昭和61年)には「大阪の伝統工芸品」に認定された。
引越業界ナンバーワン。「引越」の技能向上を目的とした「サカイマイスター制度」をはじめ、研修施設や運転練習場でプロフェッショナル育成にも力を注ぎ「人を感動させる引越」を探求している。
「水なすは大和川を越えず」と言われた時代から、他社に先駆け独自の加工技術で全国に広め、海外市場を目指す。
建築請負を主業務に、土木造成から設計、施工。販売まで、オールマイティな実力を有する。建築家とのコラボレーションによる注文住宅にも注力。なかでも低コストで施工できるオリジナルの多目的・地下空間『Myちか』は「さかいビジネス評定」のフロンティア認定を受けた優良事業。多方面から注目を集めている。
陸海空複合一貫体制物流のパイオニアとして、ベトナム市場に注力する。
平成8年に、株式会社ダイネツ(堺技衆承認番号0035)のグループ会社として再出発。自動車部品を中心に、建築機械部品や建築部材の金属熱処理加工を行っている。設備投資と顧客拡大に力を入れ、売上高を大きく伸ばした。平成20年には兵庫県加西市に、平成28年には岐阜県可児市に新工場も設立。発展を続けている。
世界トップシェアの自転車メーカーを支える高度な冷間鍛造技術で、自転車のみならず、自動車部品を製造。
各種機械の水漏れ、オイル漏れの検査にロボットを使った「水素ガス法」による検査技術を開発し、検知精度を著しく向上させる。
切削ナットに関する生産技術の精度が高い。大型5軸複合加工機等を導入し、付加価値の高い競争力のある製品を製造する。
溶融亜鉛メッキ鋼管を使用することにより、塗装品に比べて、耐食性が強く、塗膜が剥落しない等の高付加価値製品を製造している。
液体(蒸気・油・水)を熱源として、気体(空気・ガス等)の温度を昇降させる、産業機械向けの『熱交換器』を設計・製作している。各種工業製品の生産工程で加熱・冷却・除湿等のプロセスがある場合、殆どで同社製品が使用されており、海外からの受注も多い。ユーザーの仕様に合った熱交換器を1台からオーダーメイドで受注が可能。
各メーカーの新製品開発の立ち上げをバックアップ。また、コンベア等、物を運ぶ・動かす製品の開発や、建築・アグリビジネス関係・医療関係品の試作製作も行う。少量多品種や緊急品、極小微細加工から厚板大物加工まで価格競争力のある部材製作が可能。
一般的な生産管理ロジックに独自の制御を加え、在庫・生産・入庫・出庫・発注の自動システム管理を実施し、他社に負けない車止めの短納期化を実現。また、省エネ・環境性・安全性に優れたソーラーLED付車止めも手掛ける。Φ13.8~Φ1500もの広い外径範囲の鋼管に対し切断・穴あけ・プレス・仕上げ・ねじ切・端面切削等バラエティに富んだ加工を行う。
大型の門型加工機などを製造する、SNKの名で知られる工作機械メーカー。1台10数メートルの機械を主力とし、顧客のオーダーに応じて設計・製造を行う。創業120年以上、堺において80年超の老舗ながら、門型加工機のパイオニアとして業界をリード。他にない技術とノウハウで、独創的な機械を国内外に提案している。
静電気を利用してプラスチック筐体に繊維を吸着させる技術「静電ブロッキング加工」によるジュエリーケースを、世界で初めて製造。創業時は、まだ技術として確立されていない黎明期だったが、創業者のあくなき探求心が成功に導いた。その後はインドネシアに自社工場を設立し、世界に販路を拡大。有名ブランドからも高く評価されている。
コンセプトは「くらし・化(か)わる 生活想造企業」。接着剤メーカーとして創業し、以来培ってきた「分散・溶解技術」を活かして、DIYから建築用、自動車用など幅広い分野のシーリング材・接着材、防水材を開発。小回りのきく開発体制による少量多品種生産と、シーズを育てる柔らかな発想力で常に世にない商品を送り出している。