独創力と実現力で鋏に新風を巻き起こすフロンティア

堺刃物の伝統技術を礎に、斬新なアイデアで鋏と鋸の常識を一変。熟練工に依る従来の製法から、機械を使って安定供給できる製法へ業界の流れを変えたアルスブランド。独自製法でヒット商品を生み出し、国内では家庭の主婦からプロまで認知され、今や海外のプロの間にも浸透。切れ味と耐久性へのこだわりが高評価。

アルスコーポレーション株式会社

革新的な企業姿勢を決定づけた記念すべき第一号は昭和26年に試作、開発された剪定鋏。これは刃とグリップを別々に作って溶接したものでこれまでの常識を覆したものであった。この鋏は非常に軽量かつ品質が安定していた。また、昭和33年にはあさり出しの必要のない鋸を研究し、独自の研磨技術と併せて切れ味良く、切り口の美しい鋸を完成させた。市場に存在しない商品の開発にも着手し、大ヒットした高枝切り鋏はその一つである。プロ用では電動バリカンがある。市場に出回る製品は切り口が粗く雑な仕上りになる為、最後に刈込鋏で切り揃える必要があった。刃にこだわる事でプロを満足させることが出来ると考え完成させた電動バリカンは「作業効率が上がった」とプロ達から高評価を得ている。口を鋏、背ビレを鋸で表現したワニのマークは
広く認知されアジア・欧米をはじめ、全世
界に輸出される。海外でのアルスはプロ仕
様のブランドで、園芸業者や果樹園業者の
間でアルスブランドが浸透している。

企業概要