創業者が東京の某企業に勤務していた際、アメリカ出張時に見つけたデュポン社製のテフロン加工のフライパンがきっかけとなって大阪で創業。以来、フッ素樹脂コーティングを中心にしながらも、フッ素という材料を販売するのではなく、顧客の課題解決を理念としてきた。業界随一の表面処理技術研究所もソリューションの一環だ。
50年以上前にテフロンのフライパンを製造したのが米国のデュポン社。フッ素を見出し、この技術を最も早く日本に広めた先駆けが日本フッソ工業株式会社の創業者だ。
草創期からデュポン社のテフロンコーティング指定工場として高い技術を持っていたが、これに飽き足らず様々なニーズに対応する表面処理技術を独自に研究開発。国内のみならず、海外へもマーケットを拡大してきた。「当社はフッ素を販売しているわけでも、フッ素樹脂コーティングにこだわっているわけでもありません。フッ素をはじめとする表面処理技術を通じて、お客様のさまざまな課題を解決する事が弊社の商品です」と語るのは豊岡社長。近年は、以前からある韓国に加え、タイにも現地法人を設立し、ASEAN 地域のお客様の課題も解決している。今後は、以前から交流のあるヨーロッパの同業者に加え、ネットワークでの事業を拡大していきたいと、より一層の飛躍を目指す。
代表者 | 代表取締役 豊岡 敬 |
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所在地 | 〒587-0042 堺市美原区木材通2-4-6 |
電話 | 072-361-3391 |
創業 | 1964年(昭和39年)5月 |
資本金 | 3,500万円 |
従業員 | 110名 |
URL | https://www.nipponfusso.co.jp |
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