遠心分離機をオーダーメイドで設計・製造・販売する国内屈指の専門メーカーとして、80年以上の経験と実績を持つ。2014年に新社長が誕生し、2018年には本社工場を新築・移転。製造業のイメージを刷新する、洗練された製造拠点を完成させた。従業員の平均年齢は38歳。若い力と情熱で、遠心分離機の可能性を広げている。
松本機械製作所の遠心分離機は、医薬品や食品、化学品、電子材料、自動車部品などの製造、研究、開発に使われている。既製品そのままではなく、顧客の要望、製品特性、使用方法、工場レイアウトなどに応じて設計・提案できることが同社の強みだ。機能特性では洗浄などのメンテナンス性を向上させたことが特筆される。遠心分離機内への微量の材料の残留を防ぐ自動洗浄機能を備えた。「技術の松本」として信頼性は高く医薬品業界内ではシェア約70%を誇る。
また業務の効率化とイメージアップ、従業員のモチベーションアップを目的に2018年に本社工場を新築、「見せる工場」にイメージ一新した。さらにベテランの勘とコツに頼るのではなく、誰もが同じ精度で仕事ができるシステムづくりにも取り組む。そのために業務に関する情報のデジタル化や、営業の成功事例のデータベース化を進めている。IoT を取り入れた効率化と自動化
が、次の一手となりそうだ。
代表者 | 代表取締役社長 松本 知華 |
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所在地 | 〒590-0906 堺市堺区三宝町6-326 |
電話 | 072-221-6622 |
創業 | 昭和14年9月 |
資本金 | 3,000万円 |
従業員 | 42名 |
URL | http://www.mark3.co.jp |
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