金属パイプの精密切断で顧客のものづくりをサポート

鉄、ステンレス、アルミニウム、銅、チタンなど、パイプ切断のスペシャリスト。創業者は25歳で独立することとなり、職人たちから技術や知識を学び、ものづくりへの道を歩み出した。代表者や社名が変わるなどの紆余曲折を経て、2004年に新社長の元で再スタート。厳しい要求に応えつつ、日々技術を進化させている。

ムラカミ鋼管有限会社

パイプの形状には丸型、角型、ハート型の他、丸棒、角棒、六角棒、レール型などがあり、口径や長さもさまざま。それらを、顧客の要望や用途に応じて切断加工している。直径4 mm ～139.8mm のパイプに対応しており、長さ2.5mm～5.5mまでの切断が可能。特筆すべきは長さ公差±0.1mmの精密切断だ。面取り加工のクオリティの高さにも定評がある。面取り加工を行う理由は後工程をスムーズに進める為やケガから守る為に行う。汚れや傷、切りくずの付着は目視による検品で徹底的にチェックする。
顧客にとって面倒な作業を引き受け、美しい仕上がりで納品することで顧客のスムーズな加工作業をサポートしている。小ロット多品種、短納期対応も同社の自信とするところ。小ロットであれば即日納品も可能だという。
従業員が仕事に誇りを持つとともに楽しく仕事に取り組めるよう、職場環境の改善や人材教育にも力を入れている。広い視野を得る為、外部のセミナーや勉強会、イベントなどへの参加も積極的に後押し。当面の課題は、若い人材確保と意欲のある女性の活用だ。そのためにも次世代に魅力を感じてもらえる会社を今後もめざしていく。

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