顧客満足度を追求した、地元密着の住まいづくり

建売住宅の下請けからスタートし、約15年前から自社で土地を取得して自社ブランドでの分譲住宅の販売を開始した。住まいを通して顧客それぞれの物語をつくりたいと、品質にこだわった家づくりを追求。社員から下請け業者まで、同じ意識で活動できる体制づくりにも努めてきた。現在では、受注高の約20%を自社の分譲物件が占めている。

株式会社吉村一建設

建売事業を始めたばかりの頃、自社の住宅を購入した友藤社長は、住み始めてすぐ床の不具合に気がついた。建築レベルの低さを猛省し、これを機にユーザーの立場に立った高品質の家づくりに力を入れることを決意。徹底した品質へのこだわりが功を奏し、受注高は着実に伸びて行った。その木造建築における品質へのこだわりが評価され、近年では戸建住宅の枠を超え、老人施設や幼稚園舎など非住宅大型物件の受注も増えている。
令和元年には自社ブランド「ゆめすみか」を立ち上げ、ABCハウジング中百舌鳥住宅公園とABCハウジング千里住宅公園に出展。ますます販売ルートと顧客層を拡大させている。今では年間350棟超の施工実績を誇るまでになり、大阪府内でも有数の木造建築会社へと成長した。西宮市と守口市に事務所を構え、千早赤阪村にはサイディングプレカット工場と2×4パネル工場を保有、フィリピンにはCADセンターを開設している。滋賀県近江八幡市にも新たに事務所開設が予定されており、事業エリアは阪神間から近畿一円にまで広げつつある。

企業概要