高技術で世界を牽引する、自転車部品のトップメーカー

1921年に島野鐵工所として創業し、当時、自転車部品のなかで最も高い技術力を必要としたフリーホイールの生産に着手したことが原点にある。現在は自転車部品、釣具、ロウイング関連用品などを開発・製造・販売。日本を含める29の国と地域に51の販売・生産拠点を有しており、まさに堺市生まれの国際企業として常にトップを走り続けている。

株式会社シマノ

1957年、金属を常温のまま成形する冷間鍛造の実用化にいち早く成功し、高精度の自転車部品の量産体制を確立。さらに自転車部品にシステムコンポーネンツの考え方を導入し、各部品をトータルに開発することでシステム全体の性能を向上させた。1973年には、ロードレーシング用の最高級コンポーネンツ初代「DURA-ACE」を発売。これを装着したレーサーが国際的なロードレースで優勝するなどし、株式会社シマノの名は世界の自転車界に知られることとなった。
独自に研究・開発した最先端の冷間鍛造技術や接着技術は、釣具事業にも活かされている。スピニングリールの最高峰「STELLA」をはじめ、ミクロン単位の精緻さを追求した製品は釣り人の感性を刺激。使い心地を進化させるべく、日々研究を重ねている。
2017年には、自転車部品・釣具の展示コーナーやイベントスペースを備えた「SHIMANOSQUARE」が大阪梅田に誕生。歴代の製品が見られる他、カフェやストアも併設し、アーバンスポーツライフの魅力を発信している。

企業概要